リースバックについて[ news/ ]
「老後の資金が心配」、「高額な医療費が必要になった」など、お金が必要な状況になった場合、「せっかく購入した家を売りたくないけれど、それしか方法はないかも」とお悩みになる方は多いのではないでしょうか。
そのような方におすすめするのが「リースバック」です。これは、一言でいうと、売却と賃貸を組み合わせた仕組みのこと。不動産会社に家を売却して資金を手に入れ、売却先と賃貸借契約を結び、家賃を支払って今までの家に住み続ける、というものです。契約の際に買い戻し特約を付けておけば、将来家を買い戻すこともできます。同じ家に住み続けるのでライフスタイルを変える必要がなく、売却を他人に知られることもありません。メリットの多い「リースバック」は今後の需要の増加が見込まれています。
ただ、通常の売買契約よりも安い買取価格になるというデメリットがあります。それも「定期借家契約」か「普通借家契約」のどちらを選ぶかによって異なるので注意が必要です。「普通借家計画」の場合は借主が継続を望めば契約が更新され続けます。貸主にとっては、空き家になる時期がわからず、その家の売却時の不動産相場が読めないというリスクを抱えることになるため、買取価格は安めになります。「定期借家契約」の場合、決められた期間で賃貸借契約は終了します。空き家になる時期がわかっていれば、不動産会社はその家の売却予定が立てやすいため、高めに買い取ってくれるケースが多くなります。
当社では「買取価格は安くてもいいので、家賃を下げてほしい」といったご相談や「相場以上の家賃を払うので高く買い取ってほしい」というご希望にも対応可能です。
家の売却をその場で決める必要はありません。「リースバック」についてもっと詳しく話を聞きたい、という方は函館市の株式会社蒲生商事にお気軽にご相談ください。
【監修者情報】
■氏名:蒲生寛之
■有資格:宅建士、賃貸不動産経営管理士、古民家鑑定士1級
■自己紹介:函館生まれ函館育ちです。卒業後はオーストラリアや東京での生活を経て、故郷函館で生業を持ちたいと思い2013年にUターンしました。最初に不動産業に携わったのは東京在住時に社宅代行会社、函館では賃貸管理会社に勤めた後、蒲生商事に入社しました。自社物件のリノベーションプロジェクトや不動産売買の経験を積みながら、エリアリノベーションも学んでいます。